新馬回顧 8/24・25
土曜は、新潟の一鞍のみ。
渋残りの1400戦は、人気のヨハネスブルグ産駒ヒカルカミヒコーキがモタモタしたせいもあって、サグレスが快勝。フジキセキ産駒らしい軽快な動きで、馬場の影響というのはあまり感じさせなかった。
時計は平均的で、次戦が試金石。
ヒカルはあまり抑える競馬は合わなさそう。
日曜は、空模様も影響したか。
新潟は2鞍。
1600戦は人気馬の争いも、1番人気のイオラニが快勝。やたらと地味な牝系だったが、2、3、4着のアメリカ色の強い配合馬よりは、直線でよーいドンの競馬は合っていただろう。
使える脚の限られるタイプの可能性もあり、小回りでの競馬を一度見てみたい。
逆にダート戦の方は、馬場もあったか小回りらしい先行耐久レース。人気に応えたアースコネクターには、芝向きの血統は一つも入っていなかった。
小倉は厳しい条件でのスプリント戦。
ファスリエフの仔ピクニックソングがハイセンスな競馬で、ゴール前アグネスミライを捉え初陣を飾った。
ちなみに勝ち馬の一族には、不良のシンザン記念でアグネスワールドを完封したダンツシリウスがいる。1:10.4という時計は、一応評価できる範囲内だと思う。
回復途上の函館も、同じ距離で渋馬場の共通点はあったが、時計にして4つほどこちらの方が遅い。
馬場の基本構造が違うので、別の競馬である。
おまけに発表と異なるスコールの中でのレース。先々週までの馬場の方が良さそうな人気の2頭は、これも敗因だろう。
51の3kgもらいも大きかったクリノコマチは、システィーナやプライドキムの近親でダートもこなせそう。
故に良馬場への適性は、何とも言えない。