新馬回顧 10/19・20
土曜の雨の影響は限定的。
京都は内回りの1400戦。小差もキレ味鋭く人気のノボリレジェンドが能力の違いを感じさせる内容で快勝。ディープ産駒。
一方、東京の牝馬戦は人気馬総崩れ。勝ったスイートガーデンは、ブラックタイド産駒で逃げ切り勝ち。どうも先行タイプでスピード型が多いようだ。
順番では最後となった1800戦は、どうも1頭しか強い馬がいなかったようで、ロジテーストが大外を豪快に伸びて快勝。
ダイワメジャー産駒だがこの馬は444kg。個体差によって、差し脚に魅力のある馬も出てくる。やはりサンデー×ノーザンの配合なわけだから、万能血統ということだろう。
雨の日曜日は、人気馬が強い競馬をした。
東京1400戦の2戦、芝(重)よりダートの方が時計が速かった。
しかし、芝は堅く収まった。勝った1番人気のノーステラスはロブロイにジェイドロバリーの肌。2番人気で2着に入ったサンキュージョンはバリバリアメリカンの外国産馬。ダートというか洋芝というか…。勝ち馬は良でも期待できる。
京都は少数精鋭。重馬場の中、明らかに展開利と馬場適性があったリバーソウルをトーセンスターダムがゴール前交わして人気に応えた。この高馬は馬格があって、走るフォームも美しい。春から走る牝系だけに、今は無理使いすべきではない。池江厩舎の中心馬になれる。
東京ダート(重)はパイロ産駒が、京都(不)ではシニスターミニスターの仔が穴をあけたが、やっぱり馬場の影響が大きかったのだろう。
新潟(稍)ではスティンガーの息仔キングオブザサンが人気に応えた。中央場所デビューでもおかしくない才能にも映った。好素材。