新馬回顧 11/30・12/1
中山ダ1200
渋い血統の馬の多い競馬を圧勝したスズカマンボの牝駒ファートユアソングは、ダートでなら大成もある。
芝1800
外から飛んできたアカノジュウハチの派手なレースぶりが際立った。ゼンノロブロイ産駒で上がりが掛かったのも良かったか。
阪神ダ1400
いくらか前掛かりでタフな展開を制したハギノセゾンは、シンボリクリスエス産駒の牝馬。1800戦のような決着で、距離延長が望ましい。
芝1600
終わってみれば…、ではあったのだが、勝ったサングレアルは称賛されて然るべきであろう。すぐ上のジョワドヴィーヴルに似て貧弱さを見せるが、レースでは実に力強い走りを見せる。
色々とサンデー系を配された兄弟は、期待通りの競馬を大体はしてくれている。
鞭に反応し過ぎて内の馬に迷惑をかけたが、序盤と直線では反応の差が歴然。無視はできない。
中京ダートは、ダンスインザダーク産駒のワールドダンスが快勝。
中山
芝1200
母と同じくスプリントの新馬を快勝したポケットエースは、ジャンポケ×ダンス。牝馬は走りやすい距離がベストで、1200は合う。
ダ1800
タイムは2分超を要したが、1着ミュゼストリートと2着ツクバホシノオーはそれぞれ力のあるところを示した。大型馬。晩成型。ダート馬としての素質十分だ。
阪神
芝2000
ミッキーデータが、何とか折り合いをつけつつの単騎逃げで、直線は突き放す競馬。ディープらしくないが、凱旋門賞でこれができていたら…。期待馬。
芝1400(牝)
ダンスインザダーク産駒のボアレットが単穴をあけ、3着も100倍の馬。コース替わりで取捨難解も、勝ち馬は今後うるさそうだ。