クリスマス、ウインマーレライ、ジャックトマメノキ

血統を語る、競馬予想ブログ「ぶらっと競馬場まで」

2歳馬選別①

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今年の函館2歳Sはレベルも高そうで、勝ったクリスマスについて気になったところから記すとする。
この馬は少々血統が変わっている。
実は、ノーザンダンサーとヘイローの祖母にあたるアルマームードの血を引く馬が、彼らも含め父のバゴと牝系の4代父のキャノネードの5頭おり、その上バゴの母は、ノーザンダンサーもヘイローも入っているからアルマームードの<4×(5×5)>というクロスが掛かっているのだ。
更に、クリスマスの牝系にアルマームード系の馬が4頭入っており、重複する馬も多くかなり複雑なクロスを持つ。
最近ではナカヤマフェスタ、かつてはエルコンドルパサーなど、それこそ凱旋門賞に縁のある馬も似た特徴を備えていて、それも心強い。

ましてや、バゴ×ステイゴールド。
スピード不足の懸念さえある配合面の弱点を見事に補完したインブリードで、ますます気になる存在である。

その他では、
ウインマーレライ<父マツリダゴッホ>
東京→(中3週)福島<2-1> ともに芝1800

ジャックトマメノキ<父ダイワメジャー>
7・7中京芝1400新馬勝ち

ハープスター<父ディープインパクト>(牝)
7.14中京芝1400新馬勝ち

サトノフェラーリ<父ディープインパクト>
7.20函館芝1800新馬勝ち

オトコギマサムネ<父ジャングルポケット>
7・21中京芝1400新馬勝ち

などが注目。

もう一頭の2勝馬グランシェリーは、少しスピード寄りの配合でクラシック向きとは言えず微妙。
それなら、函館2歳Sで2着のプラチナティアラが、ミスプロの同系配合でも祖母ナナヨーストームで、案外渋く活躍するかもしれない。

 

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