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血統を語る、競馬予想ブログ「ぶらっと競馬場まで」

新馬回顧 8/31・9/1

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今週も土曜は新潟だけ。
暑さの方が心配なほどの晴天の下、この1400戦は4角から一騎打ちの様相に。
人気に応えたディープ産駒のミュゼリトルガールが、夏得意のマーチングソング系・マイネルグリプスを終始抜かせることなく押し切って見せた。
勝ち馬は重対応可だろうが、やはり良の方がよさそう。
後続とは5馬身差。雨対策で馬場を固めていたせいもあるだろうが、時計もまずまず。
この2頭は、楽に2勝できそうだ。
 
日曜日は、雨を恨めしく思う程の惨状。
時系列順に、函館はダート戦。
水の浮く状態が続く中、混戦ムードではあったがオッズがどういう理由でついているのか疑いたくなるほど人気馬はどこにもおらず、サトノスーペリアの末脚ばかりが目立った。
牝系のアメリカンな血統構成の影響が強くパワフルなダートは合っていそう。
芝は時計に限界があるか?
 
小倉は、回復途中に雨が降りついに馬場が悪化。
人気の一角シャンパーニュが、自分のリズムを守り通して重馬場らしい逃げ切りを決めた。祖母がファビラスラフィン、父チチカステナンゴ。ロブロイやBTの産駒がそれに続いたわけで、これは道悪巧者同士の決着であろう。
混戦の見立て通り、まだまだ成長が必要なメンバーだ。
 
新潟は一強の競馬。
昼前から強くなった雨にも負けず、ダイナカールの孫・プリンスダムがフラフラしながらも大外から伸びて快勝。
これ以上馬場が悪くなると危なかったが、そこはカメハメハ産駒。滑りやすい馬場もものともせず。
気難しさは、サンデーとガーサントによるものだろう。オリエンタルアート兄弟を育てた池江師の腕の見せ所だ。
新潟組は、土日ともに将来性を感じる。
 

 

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