秋華賞展望
スマートレイアーがメシア様に見えてきた…。
風雲急を告ぐ、特別登録一週前である。
GⅠ馬2頭に、前哨戦で図らずも驚異的な追い込みを決めたデニムアンドルビーは有力。
それでも波乱を期待したくなるのが京都2000というもの。
ただし、春の結果が想像よりかはずっと狂ったからといって、08年のような破綻に近い展開になるとは限らない。
紅梅SやフローラSでは、馬場が渋ったことでその距離以上に向く適性を測ることになったが、お陰で、距離が延びたレースで紅梅S勝ちのレッドオーヴァルを除くと、みんな次のレースも好走している。
プラスアルファは道悪。
よって、実力に比例した形でローズSは決着したのだ。
また、ウリウリは母父フレンチデピュティ、ウインプリメーラはオルフェと同じステイゴールドの産駒。
好走馬は、これで本番の上位入線は約束されたようなもの。
ほとんどの馬は、2000M以上を経験している。
でも、また道悪になるとちょっと面倒なような気も。
デニムアンドルビーやメイショウマンボは差しタイプだから、重馬場では仕掛けのタイミングが一気に難しくなる。
雨ならノボリディアーナ。
<一叩き一変への期待>
良なら、ローブティサージュ。
<岩田騎手と2000Mチャンピオンの父、母父で適性◎>
3番人気以内ではないだろうし、人気馬やそれ以上に人気のないグループとの組み合わせに趣向を凝らしたいレースである。
もし、ユタカだったら…。
鞍上にとっては、この時季にあまりにも因縁深い配合の馬とのコンビでの参戦となる確率が高い。
「大一番」翌週の3歳牝馬最終決戦。
どの道、気持ちの切り替えが大切な一戦である。