新馬回顧 10/12・13・14
土曜京都マイルは、東京のダート1600の新馬が1:39.6だったので0.5しか違わないタイムの決着に。
勝ったダイワマッキンレーの母は底力型のノーザンダンサー系の同系配合が施されており、大化けもある。
前述の東京と京都1400のダート戦は、それぞれ晩成型が勝利した。
東京では、カーボンタイクーンが末脚で他を圧倒。距離はこの辺が合いそうなフォーティナイナーズサン産駒。陰ながら応援したい。
2000の新馬は、母ブラックエンブレムのディープ産駒とステイゴールドのワンツー。平均ペースの好時計決着。
豪快な末脚が目立った人気のテスタメントは、小柄だった両親の血のせいか、この日は430kg。
脚質も含め、全てにおいて変化の少なかった父とは違い、母が好位抜け出しを図ったあの日のように、スピードを活かして勝負する中距離馬に育つだろう。秋以降に期待。
日曜の京都ダ1800で人気に応えたテレグノシスの甥パッシングブリーズが、決め手の差を見せた。堅実な馬だろう。
芝2000で快勝したエイシンアロンジーは父シーザスターズ。JRA初勝利となった。
牝系はダート向きの種牡馬が多く、末の活かし方には工夫が必要。第二のエイシンフラッシュか?
東京芝は、キングヘイローの減量馬がペースを作り、最後はもう一頭が差してきて穴をあけた。
快勝したダイワソフィーは、即オープン通用の予感。
ダート戦を勝ったプリサイスエースは血統のバランスがとれていて、じわじわ成長しそう。
月曜は、東西とも人気馬総崩れ。
京都は低調だったが、東京で勝ったベストリーダーは、昨日のリプレイのような見事な好位抜け出しをみせた。