宝塚記念 穴狙い
12頭立てになったとしても、本質的には4頭の動きが全てのレース。
一番最初に動いたら、最後に競り負けることが脳裏をよぎり、当然その不利を考えれば、細心の注意を払って動き出さなければならない。
名手と名馬の競演。
敗者が出現するレースなので、負けパターンの中にヒントがある。
穴候補を選出したが、当然一長一短がある。
それでも、絶対4強のうち3頭が来るという可能性に懸けるよりは、晩春のグランプリらしく味な競馬で盛り上げてくれそうな才能の発掘に主眼をおいても、全体の読みがしやすくなくかもしれない。
夢を追いかける舞台で、その次の夢など語るにはまだ早い。
ダノンバラード
ミスター斜行は、坂路調教の弊害を体現する生き字引。父の領域には到底及ばない末脚を駆使して、迷い道の果てに初重賞を制した舞台でどんな走りを見せるのか?
スローだと少し怪しいステイ×マックの2頭が、まさかの末脚不発の時に内ラチ沿いから…。
望み薄ではあるが。
ローゼンケーニッヒ
お前は何してたんだ?という、名血馬だが、最近不発が減ってきて3戦連続連対中。本格化云々以前に、脚質そのものが怪しいので狙い目は極めて限定的。
どの組み合わせになるかはともかく、早仕掛けで潰れた馬を最後捉えるイメージが湧いたなら、押さえておきたい。
出てくるかはわからない。
トーセンラー
唯一のまともな買い目。5番人気はほぼ確定的。
あとは、仕掛けのタイミング。
案外、フェノーメノの前にいても面白いとは思うが、シルポートがいるのでやはり後ろの方か。
内から抜け出すタイプではないので、マークする相手が重要。
激戦のゴールシーンを希望する。