新馬回顧 11/9・10
土曜東京。ダート1300は、フォールティテールが断然人気馬を差し切る強い内容。プリサイスエンド産駒。
2000では、デルフィーノが上がり33.2の末脚で人気に応えた。父ハーツクライ、叔父ダノンバラード。
因縁深し。時計克服に課題。
曇天の京都1600戦は、小牧騎手のガッツが裏目に。落馬後最初の騎乗馬がクラレントの下。掛かり癖は承知の上で馬任せの競馬も、直線進路を失い万事休す。結果はアズマシャトルの快勝結果。上位3頭は軽く2勝できそう。
ダートは、兄グランドシチーとは真逆の先行抜け出し策でラフィネシチーが快勝。牝馬なので砂専門の判断は早計。
オーマツカゼ系の傍流。生命力の強さに名血のプライドを感じる。
日曜も東京から。
2歳馬ならお任せの田辺騎手が跨るネオ産駒、タマモネイヴィーがデビューウイン。兄弟はダート向きに出る傾向。
午後は、ショウナンワダチが1600戦を外から豪快に伸び快勝。ショウナンカンプの一番馬に名乗りを挙げた。アサマユリ系の父と同じく大器晩成型のシャダイプリマ系出身の母との配合。父、母父の印象よりずっと渋とい印象がある。
馬場悪化は稍重止まりだった京都。
1200はシャイニーガールがゴール前捉えきり勝ち上がり。ブラックタイドもちょくちょく活躍馬を出すので注意しておきたい。
2000では、人気のディープ×レンドフェリーチェという配合のダノンアンビシャスがこちらも同じように、抜け出しを図ったレッドアルゴをきっちり捉えて初陣を飾った。
福島1800も京都と同じ。逃げ馬をゴール前捉えたキタサンキンボシが新馬勝ち。渋めの血統にステイゴールド。不気味だ。