2歳戦総括 牡馬・ダート編
牡馬とダート馬。
そんな括りを決定づけた朝日杯の結果は、好走馬の次戦の内容が重要なので評価保留が妥当か。
従って、各馬の巻き返しも過剰評価がさえなければ、相応の結果はついてくるはずだ。
それにしても、アジアエクスプレスという馬は強烈だ。末恐ろしい。
12月の注目馬は多め。
葉牡丹賞 キングズオブザサン
5阪1 ワールドインパクト<未>
5阪2 ガリバルディ<未>
ミッキーデータ<新>
エリカ賞 バンドワゴン
4中京4 ヤマノウィザード<未>
4中京6 マイネルグリプス<未>
5阪8 サトノルパン<未>
暮れの名物ラジオNIKKEI杯は、ワンアンドオンリー駆るルメールのマジックが決まったが、先行勢の失速と人気馬の不発が不穏さを助長。
それならホープフルSの方が魅力的。またしても人気にならなかったエアアンセムが穴をあけ、関東期待の1、2番人気馬がその後に続いて実力勝負に。朝日杯と同格くらいのメンバーだったし、12月の主要3レースは序列をつけないほうがいいだろう。
朝日杯除外組のモーリスとミッキーアイルは特別快勝で浮気もしたいが、距離に限界あり。
全日本2歳優駿を勝ったハッピースプリントは、芝であわやのシーンも作ったがダートは無敗で地方チャンピオンになった。アジアエクスプレスとここでぶつからなかった点が実に興味をそそられる。
トゥザワールド、イスラボニータにトーセンスターダム…。12月は未出走だったピラミッドの上位に属するこの3頭に並べたのは、うまいこと賞金加算できたアジアエクスプレスと、2戦不敗で凄味の出てきたバンドワゴンくらいなものだろうか。
まだ何も見えてこない。