オンタケハート アドマイヤメテオ パワースラッガー

血統を語る、競馬予想ブログ「ぶらっと競馬場まで」

新馬回顧 1/5・6

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今年最初の新馬は中山ダートの1200戦。
人気のサムライハート産駒オンタケハートが、4角抜群の手応えから直線抜け出す見事な競馬で快勝した。かなり重厚な配合も、前向きな印象でこの辺りの距離が合うか。

昨年大レコードの出た内回りの1600戦とはいえ、京都で一騎打ちを演じた良血2頭の立ち回りは見事なものであった。
勝ったジェダイトの仔・アドマイヤメテオは、母が苦しんだ時計勝負を初戦からあっさりクリアして、混戦ムードのクラシック戦線に堂々名乗りをあげた。
キングカメハメハの産駒とそれを祖父に持つ馬のワンツー。
2着ヤマノフェアリーは、デニムアンドルビーの全妹だが、正直姉より熟成期間を要する可能性がある。この日はまだ、叩き台という気配だった。
牡牝の違いもあるし、大舞台での再戦を期待したい。

月曜の3レースは全て逃げ切りの決着。
中山マイルを逃げ切ったパワースラッガーは、父が在来牝系フラストレートの出身のウインラディウスで、近親に貴公子・テンポイントがいる純和製血統。
この辺り、まだオルフェーヴルの影響力が残っている感じがある。

京都ダートは、父は言わずもがなというゴットロブロイが人気馬の追撃を凌ぎ切った。ステイゴールドの近親。たまにダートの大物を出す一族。

芝の2000は池添騎手騎乗のグッドスピリッツが、スローだったとはいえ楽勝という内容の逃げ切り。
4代母はコスマーで、ヘイローのひ孫だからその4×4を持つ。
また同じ一族のノーザンダンサーの血も3本入っていて、血統的な裏付けのしっかりした良血騸馬だ。
人気勢は、時間をかければ力を発揮する晩成型だろう。

 

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