2014年期待馬③
昨年重賞3連勝以上を記録した
キズナ
トウケイヘイロー
の2頭は、奇しくも武豊と共に時の馬になったユタカコネクションの申し子。
今期の遠征予定は、一応行く気でいますという意思表示こそ見せているが、そこは馬の状態によるところが大きいので何とも言えない。
上昇力が昨年くらいあれば、昨年以上の活躍は見込める。もちろん、鞍上も同じ。
明け3歳勢では、
バンドワゴン
トーセンスターダム
の2戦無敗馬と、
トゥザワールド
イスラボニータ
1敗馬2頭の4頭を重点マーク。
変に早い段階で重賞を勝ったりすると、ローテーションは楽になっても一叩きで大一番へ、という流れになるが、そんなことで本番も勝てる馬は本当に強くないとできないから、みんな11月以降に結果を出して休んでいる状態は望ましいと言える。
万が一の不覚をとったっとしても、昨年のキズナのような巻き返しが可能なのだ。
あとは、ロードカナロア有終のラストランの直後とあって、混乱が予想された短距離戦線なのだが、早速それを束ねてくれそうな期待馬が年初から登場した。
エキストラエンド
レディオブオペラ
まあ、ローエングリンの弟は短距離タイプではないから春、秋どちらかのマイルGⅠに参戦してくれればそれでいいが、後者の4連勝フィリーは男たちの意地とプライドをひしひしと感じ、やる気が伝わってくる。
藤田伸二
白井寿昭
シェイク・モハメド
なかなかに男くさいメンツに、意外とスピード型の多いシングスピール産駒がどんな化学反応を起こすのだろうか。
3歳重賞平穏な決着に対し、古馬勢全般の不発の連続と大分対照的だった第2週目。
GⅠにはまだみんな間に合う。