今週末は4重賞開催…

血統を語る、競馬予想ブログ「ぶらっと競馬場まで」

雪の功罪

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今年も開催中止の憂き目に…。
昨年1月のひと騒動を経ているから思うこと。
述懐と教訓。傾向と対策。
反省の仕方ひとつなのだが、まだまだ対策は不十分だ。

土曜開催の月曜代替案を即時決定した点は、問題なし。
予報を見る限りでは、月曜はほぼ間違いなく開催可能だった。日曜日に大半を除去できれば、馬場悪化も防げるという算段もあったろう。
昨年の成人の日を襲った大雪は、予定されていた変則開催3日目に降った。
その日のメインだった京成杯の翌週移設はいろいろ物議を醸し、その翌週日曜の中山メインでは、あの斜行があって…。あのゴタゴタはもう勘弁だ。

問題は、東京新聞杯を含めた日曜開催分の方である。
前日の作業があまりに予定調和でいったものだから、日曜はできるのではないかと期待しすぎたのだろうか?
結果、記録的な積雪量を記録した天の采配の前に撃沈。

また、今年はよりによって火曜日は祝日。
そこを突くのは本質論と関係なくなるから、野次馬の放言に一定の結論を求めるとするが、春にも3日間開催を設定したのだから、冬に3回も作らなくてもいいと思うが、どうだろうか。
結局、今週末は4重賞開催。日曜日は前週以上に盛り上がるとも思われる春の息吹を感じさせる東西重賞が、ファンを楽しませてくれるわけだが…。

この移設を可能とした法律の本質は、開催日程を変更を気ままに可能とするものではなく、ファンに有意義な3連休を過ごしてもらうためのものである。もっと分かりやすい形を体現する義務が、主催者にはあると思うのだが。
これ以上勝手に振り回される事を、有識者たる競馬ファンが許すはずもない。
もしかすると今週も…。

 

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