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血統を語る、競馬予想ブログ「ぶらっと競馬場まで」

クラシック直前展望

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桜花賞を前にして、ハープスターが圧巻の追い切りを行い、まず確勝級だろうことがデカデカと各メディアの競馬記事のメインを飾っている状況は、真夏の新潟で衝撃的光景を目の当たりにした時点からの既定路線。

こういう空気になると、いつも思ってしまうことがある。
「何かあるだろう?!」
それでも、確信を持って勝てるだろうという要素もあったりする。
その一つが、あと1F距離を延ばしても対応できそうな馬が有利という定説。

出られそうな馬、そしてレースの日が近づくにつれ判然としてくる有力馬の体調なども考慮して、時系列順に、桜花賞出走予定馬でその距離延長における血統的不安の少ない馬を列挙すると、
ハープスター
レッドリヴェール
ヌーヴォレコルト
等に絞られる。
また共通項に、畑違いではあるが、同じ日本のクラシック競走で最も長い距離で競われる菊花賞の連対馬を出した馬の仔というちょっとしたアピールポイントもある。

一方、牡馬勢はその菊花賞を含めた中長距離戦において本命視できそうな素材となると、
トーセンスターダム
トゥザワールド
それに加え、母父が若干ネックにも思える
ワンアンドローズ
と、今後の道は違えどバウンスシャッセ辺りまでが狙い目か。
賞金面で次も出走は可能だから、長く楽しめそうだ。

牡牝各々の第一冠競走の登録馬が発表された際に思った、上位陣の層が薄いなという印象。

古い類例だが、かつて皐月賞好走馬は、菊花賞でもよく走っていた。
今年の第一冠における有力馬は、距離延長に対応可の馬の選定で絞り込める。
スカーレットがウオッカを逆転した時も思ったこと。
最初のイメージは大切に、である。

 

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