ダービー展望①
皐月賞は勝ち馬のレースになり、初めて中山ながら見事な立ち回りをみせた。
結局、皐月賞でわかったのは、時たま起こる「大逆転のダービー」が、どうにも想像できなかったということ。
・休み明けでも、掲示板確保がダービー勝利の条件
・時計が速い時以外、勝ち馬かその同タイプの掲示板を外した馬や他路線の馬がまた来る
・近20年のダービー連対馬全て、近2走でオープン勝ちしたか重賞勝ちの実績があり、皐月賞組は1,2番人気以外は一桁着順の先行馬しか巻き返せない
皐月賞の時点で、実力馬でないとだめなのだ。
そうなると、格言でも運のある馬が気になってくる。
どのGⅠレースにも言えることだが、ダービーには縁も大切。
近4年は、兄や姉に跨っていた2人や、地方出身でムラはあるけど勝負強さを見せた2人など、乗り替わりが鍵。
あと、四位騎手が連覇して以降、2年連続連対した騎手がいない。
特別な舞台。勿論、馬は1回しか出られないわけだから、こういうこともある。
現状、イスラボニータとトゥザワールド以外は、騎手の巡り合わせで選びたい。
で、レッドリヴェールだが…。
時計的価値は、連続性の部分においてウオッカのそれと同等くらいの評価を与えるのが妥当だろう。大体、阪神で2度接戦を演じたハープスターが、ウオッカよりも強いという評価がされているわけで…。
先週末行われた青葉賞の捉え方だが。
上位3頭にはそれぞれチャンスはあるだろうが、狙いは限られる。
ショウナンラグーン …一強の際の着筆頭
ワールドインパクト…アポロソニックと同じ
ヤマノウィザード …大接戦の差し脚勝負
あとは、来週の3競走を見てからだろう。