新馬回顧 7/27・28
すべて開催替わり。土曜は短距離戦のみ行われた。
新潟は、アポロキングダム産駒が激走。隣で同じくらいのオッズだったカンパニー産駒を応援していたがそちらは4着。時計は平凡、評価は持ち越し。
人気3頭が人気とは逆の順にゴールした小倉6Rは、レコード決着。
勝ったホウライアキコはストームキャット系のヨハネスブルグにサンデー×ウッドマンという血統。先行勝負が持ち味というタイプで、人気の良血馬はそれにスピード負けした格好。高速決着向きではない。
またしてもバゴという九州産限定戦に、スピードのある馬が2頭しかいなかった函館。
ひとまず様子見が賢明か。
日曜もあまり順当とはいかず。
小倉では2歳戦ですでに7秒台が2度記録される中での9秒弱の決着も即戦力の予感。スウェプトオーヴァーボード産駒とスティンガーの孫が見事な末脚を披露した。時計通りの能力ではと思う。勝ったベルルミエールは牝系重厚で、格上がり初戦で注目。
新潟1600は人気馬総崩れ。1:36.6で34.2の上がりは平均的。勝ったヴィスピーはダート3勝・アルヴィスの娘。いずれは砂でも狙えるか。
その後の牝馬戦では、今週一番期待を持たせてくれる馬が登場。ゴール前内から捉えた人気のラヴィーネ、それに小差2着のアラマサクロフネはともに2歳S候補。
秋の牝馬重賞でもいいが、血統の偏りもなく長い目でみたい才能だ。
函館1800戦も単穴決着で、オールステイの逃げ切り。シーザスターズと同じケープクロス産駒も、母はミスプロ系の同系配合で、溜めずに先行することで差しタイプの末を封じ込めた。能力差は小さく、上位3頭は個性派に育つかも。